「下呂温泉 紗々羅」は、岐阜県の下呂市にある温泉旅館です。
「紗々羅」は、「ささら」と呼びます。
ここからは読みやすいように、「紗々羅」を「ささら」で表記しますね。
下呂温泉の「ささら」の離れ「ゆらり」というアンティークでありながら豪華なお部屋に宿泊しました。夜のお食事では、最高ランクの飛騨牛を味わうことができました。
「下呂温泉 ささら」では、上質な飛騨牛を使用した料理を存分に楽しむことができることが大きな魅力です。
飛騨牛はその上質な肉質と深い味わいで知られています。
この記事では、下呂温泉の「ささら」で提供される飛騨牛の食事体験に焦点を当て、その美味しさと魅力を紹介します。
「下呂温泉ささらでの食事(夕食編)「A5飛騨牛3種に舌鼓」
「下呂温泉 ささら」の【お食事】を紹介ます。
このたび、夕食でいただいた食事プランは、こちらです。
★ふたつの露天風呂(岩と大木)
★A5飛騨牛3種に舌鼓〔個室食事処〕
食事は、お部屋ではなく、個室のお部屋でいただきます。
食事の際は、スタッフさんがずっとついてくださいます。
料理の紹介もしてもらえました。
まずは、夕食から紹介します。
「下呂温泉 ささら」に到着すると時間の関係ですぐお食事です。
食前酒(日本酒)と前菜が用意されます。
・白魚煎餅
・花弁人参
・山葵(わさび)泡
・薄い豆(うすいえんどう)
ほんのりわさびの香りがし、お酒にあいます。
・独活(うど)と蕗(ふき)の酢味噌
・酢取り蕨(わらび)
・青菜掻揚げ(あおなのかきあげ)
・手綱寿司
・伊達玉子
それにしても、いろいろな調理方法はあるのだなと感じました。
若草豆腐と、結び人参、占地(しめじ)、つる葉、木の芽のお吸い物です。
だしも上品で、山の幸を楽しむことができました。
・春の香りご飯
・独活(うど)
・蕨(わらび)
・筍(たけのこ)
・蕗(ふき)
。薄い豆(うすいえんどう)
その後、飛騨牛ステーキのための調味料が用意されます。
いいお肉は、塩にかぎるでしょう。
宝楽(すやきのなべ)です。
いよいよ「A5ランクの飛騨牛ステーキ150グラム」との出会いです。
素材のひとつひとつから水にいたるまで、板長自ら丁寧に選び抜いたものを利用されています。
とりわけ飛騨牛については、こだわりがあると料理を用意してくれたスタッフさんが教えてくれました。
飛騨牛のステーキ、一口かむと肉汁が飛び出してきます。
ステーキってこんなにやわらかいんだという新鮮な感動がありました。
次は、合肴である飛騨牛味しゃぶ鍋です。
美味しいだし共に、飛騨牛A5ランク三筋(みすじ)をいただきます。
合肴とは、日本料理で焼き物と煮物の間に出す料理だそうです。
今回の料理は、焼き物と焼き物の間になります。
見た目、A5ランクの飛騨牛はとてもきれいです。
スタッフさんが火をつけてくれた鍋で、しゃぶしゃぶします。
お肉が固くならないうちに、いただきます。
出汁が強すぎず、肉のうまさが口の中に伝わります。
先ほどのステーキと違って、こってり感が少ないです。
3つめの飛騨牛料理が登場します。
焼肴です。
飛騨牛サイコロ朴葉味噌(ほおばみそ)ステーキです。
朴葉味噌(ほおばみそ)は、岐阜県の郷土料理です。
味噌が肉と絡み合い、ごはんによく合います。
食事に合わせて、軽くアルコールを摂ります。
肉がうまいので、お酒も進みました。
飲み物メニューの裏側には、お肉のメニューがありました。
本日は、3つの飛騨牛料理をいただきました。
- 飛騨牛ステーキ
- 飛騨牛味しゃぶ
- 飛騨牛朴葉味噌(ほおばみそ)ステーキ
この3つの飛騨牛料理は、すべて3,600円のメニューでした。
A5ランクの飛騨牛料理だけで、1万円超の価格。
飛騨牛1きれは、1,000円以上の価格ですね。
こんな贅沢は、もうないだろうなと感慨深かったです。
しかし、お値段以上の味わいがあることは確かです。
飛騨牛料理の後は、留椀(とめわん)田舎味噌汁です。
留椀と同時に香の物、季節の三種盛りが出されました。
おつけもの、シンプルな味ですが、これがまたうまいです。
豪華料理の後に、よく合います。
そして、岐阜県産「龍の瞳」土鍋ご飯の登場です。
ごはんは、「龍の瞳」というお米を使用しています。
このお米は、平成12年9月に岐阜県下呂市でコシヒカリの中から奇跡的に発見された稲の品種だそうです。
スタッフさんがご飯の用意をしてくれました。
特徴としては大粒で粘りや香り、弾力がありご飯が甘いことです。
さらに、全国米コンクールで4年連続の金賞を受賞し、「あなたが選ぶ日本一 おいしい米コンテスト」で「日本一おいしい米」に認定されています。
地元のお米ですが、地元の人は価格も高く、めったに食べないとスタッフから伺いました。
この写真をみると、ごはんにお焦げがあるのがわかります。
ここでは、わざとお焦げを出し、香ばしさをだしているそうです。
そんな話を聞き、ありがたくごはんをいただきました。
最後は、甘味(デザート)です。
イチゴのムースにショコラ添え、器の中の左にあるものは、どら焼きです。
最後まで、大変おいしくいただきました。
ごはんも含めて完食です。
もうこんな機会ないだろうな!
下呂温泉ささらでの食事(朝食編)
朝食会場も、昨日の夕食会場と同じ席でいただきます。
朝食のメニューのひとつが湯豆腐です。
にがりを入れて、自分で作ります。
まさに、できたてをいただくという感じです。
少しずつ固まってきました。
お豆腐にお出汁をかけていただきます。
できたては、やはりうまいです。
朝食といえども、豪華です。
職場の忘年会の料理をも凌駕する迫力です。
朝食でも、朴葉味噌(ほおばみそ)をいただきます。
ただし、朝食には飛騨牛はいません。
写真で見ると小さいように見えますが、この焼き魚は、2人前です。
実際には、大きさに迫力があります。
最後は、お茶をいただきごちそうさまです。
朝食にも豪華さを感じ、恐れ入ってしまいました。
「下呂温泉 紗々羅」の地図・アクセス
「下呂温泉 紗々羅」の【地図・アクセス】を別記事で紹介します。
⇩⇩⇩ 関連情報は、こちら ⇩⇩⇩
「下呂温泉 ささら」のプラン一覧
「下呂温泉 ささら」の【プラン一覧】は、全部で25種類あります。
飛騨牛料理の品数や海鮮料理の選択によって、プランが分かれています。
今回利用したプランは、こちらのプランです。
古木で造られた【離れ】ゆらり
ふたつの露天風呂(岩と大木)★A5飛騨牛3種に舌鼓〔個室食事処〕
このプランの特徴を紹介します。
- 古民家一棟貸しでお部屋を楽しむ
- 「岩風呂」と「大木風呂」の2つの露天風呂を楽しむ
- A5飛騨牛3種で味を楽しむ
また、岐阜県への旅行は飛行機を利用すると便利です。
お得な「ANA楽パック」や「JAL楽パック」もありますので、旅行全体が格安で行けますよ。
「下呂温泉 ささら」のまとめ
「下呂温泉 ささら」で、地元飛騨牛の美味しさと新鮮な山の幸を存分に味わうことができました。
A5ランクの飛騨牛を3種類楽しんで夕食や、メニュー豊富な朝食でのひとときで、身も心も満たされました。
食事は旅の一部であるということを痛感しました。
「下呂温泉 ささら」では、飛騨牛を使った料理を提供するだけでなく、季節感を大切にしたメニューにも共感しきりです。
大げさな言い方ですが、食事を通じて、地域の豊かな食文化や伝統を発見できたともいえます。
是非「下呂温泉 ささら」で、飛騨牛と新鮮な山の幸を味わってもらいたいです。
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